浄土真宗本願寺派 福岡組 情報配信所
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新mp3法話 第79集 妙静寺 笠 賢信「地獄と極楽」
mp3法話の第79集をお届けいたします。
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
タイトルをクリック下さるとダウンロードが始まります。
また、下段「PDF版ダウンロード」をクリックすると、A4版でカード風に印刷してお使いいただけるようなPDFファイルがダウンロードできます。
本記事最後、右下の「続きを読む >>」をクリックいただきますと音声と同じ法話が文字でご覧いただけます。
仏様のおはなし新シリーズ 第79集 「地獄と極楽」 音声版ダウンロード
第79集 「地獄と極楽」 PDF版ダウンロード
妙静寺 笠 賢 信
◎広報部
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
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仏様のおはなし新シリーズ 第79集 「地獄と極楽」 音声版ダウンロード
第79集 「地獄と極楽」 PDF版ダウンロード
妙静寺 笠 賢 信
◎広報部
仏様のおはなし新シリーズ 第79集 「地獄と極楽」
妙静寺では御門徒や近所の子ども達を集め、月一回の土曜学校をしております。月一回お寺に集い、みんなでお勤めをし、仏さまのお話を聞き、お昼ご飯をみんなで作って食べたりしております。
先月の土曜学校では子ども達と地獄のDVDを鑑賞しました。
「人を馬鹿にした子はハリ地獄」「うそをついたり約束破ったものはかまゆで地獄」地獄の恐ろしい映像が次々映されていきます。普段こんな映像を見る事も少ないのでしょう。目を思わず手で覆い隠す子や「バリ恐い」「これ本当のこと?」と聞いてくる子もいました。
皆さんにとって地獄とはどのようなものでしょうか?「そんなもんただのおとぎ話だ」「死んだあとの話なんて誰もわからん」そう考えておられる方も少なくないのかと思います。
ですが仏教のお話はどこまでいっても私の話です。
地獄と極楽についてこんな有名な話があります。
ある時地獄の世界をのぞいてみますと、皆食事をしているところでした。大きな円状のテーブルの上にはそれは美味しそうな御馳走が並んでいます。ですがそれを食べるためのお箸は、長さ3メートルもあり誰一人その料理を食べることができません。
そしてお互いに、「俺の飯だ。とるんじゃない!」「これは俺のもんだ」と罵り合い争っています。そこはまさに地獄の世界です。
一方、極楽の世界をのぞいてみますと、驚くことに、地獄と何ら変わりのない世界です。大きなテーブルの上に御馳走が並び、お箸は3メートルのお箸が並べられています。
ですが誰一人ケンカすることなく皆美味しそうに食事をしています。
その3メートルの箸で向かい合う席同士の者が、互いに御馳走を口に運んであげておるのだそうです。
自分の事を振り返ってみますとまさに地獄のような生き方をしておる自分に気づかされます。毎日いただく命に感謝もせず、あれがないこれがないと自分の事しか考えずに生きているのがこの私でした。
阿弥陀様はそんな私を、かならず極楽へ生まれさせると願ってくださいました。どこまでいっても地獄のような生き方しかできないこの私をです。
その阿弥陀様の願いに出遇ったなら、私の「いま」という歩みが極楽へと生まれさせていただく尊い一歩一歩へと変えられます。
地獄のような生き方しかできない私ではありますが、少しでも極楽のような生き方を心掛けたいと思うことです。
妙静寺では御門徒や近所の子ども達を集め、月一回の土曜学校をしております。月一回お寺に集い、みんなでお勤めをし、仏さまのお話を聞き、お昼ご飯をみんなで作って食べたりしております。
先月の土曜学校では子ども達と地獄のDVDを鑑賞しました。
「人を馬鹿にした子はハリ地獄」「うそをついたり約束破ったものはかまゆで地獄」地獄の恐ろしい映像が次々映されていきます。普段こんな映像を見る事も少ないのでしょう。目を思わず手で覆い隠す子や「バリ恐い」「これ本当のこと?」と聞いてくる子もいました。
皆さんにとって地獄とはどのようなものでしょうか?「そんなもんただのおとぎ話だ」「死んだあとの話なんて誰もわからん」そう考えておられる方も少なくないのかと思います。
ですが仏教のお話はどこまでいっても私の話です。
地獄と極楽についてこんな有名な話があります。
ある時地獄の世界をのぞいてみますと、皆食事をしているところでした。大きな円状のテーブルの上にはそれは美味しそうな御馳走が並んでいます。ですがそれを食べるためのお箸は、長さ3メートルもあり誰一人その料理を食べることができません。
そしてお互いに、「俺の飯だ。とるんじゃない!」「これは俺のもんだ」と罵り合い争っています。そこはまさに地獄の世界です。
一方、極楽の世界をのぞいてみますと、驚くことに、地獄と何ら変わりのない世界です。大きなテーブルの上に御馳走が並び、お箸は3メートルのお箸が並べられています。
ですが誰一人ケンカすることなく皆美味しそうに食事をしています。
その3メートルの箸で向かい合う席同士の者が、互いに御馳走を口に運んであげておるのだそうです。
自分の事を振り返ってみますとまさに地獄のような生き方をしておる自分に気づかされます。毎日いただく命に感謝もせず、あれがないこれがないと自分の事しか考えずに生きているのがこの私でした。
阿弥陀様はそんな私を、かならず極楽へ生まれさせると願ってくださいました。どこまでいっても地獄のような生き方しかできないこの私をです。
その阿弥陀様の願いに出遇ったなら、私の「いま」という歩みが極楽へと生まれさせていただく尊い一歩一歩へと変えられます。
地獄のような生き方しかできない私ではありますが、少しでも極楽のような生き方を心掛けたいと思うことです。
妙静寺 笠 賢 信
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