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浄土真宗本願寺派 福岡組 情報配信所

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2018/10/22

新mp3法話 第88集

mp3法話の第88集をお届けいたします。
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
タイトルをクリック下さるとダウンロードが始まります。
また、下段「PDF版ダウンロード」をクリックすると、A4版でカード風に印刷してお使いいただけるようなPDFファイルがダウンロードできます。

本記事最後、右下の「続きを読む >>」をクリックいただきますと音声と同じ法話が文字でご覧いただけます。

仏様のおはなし新シリーズ 第88集 「死にとうない」 音声版ダウンロード
第88集 「死にとうない」 PDF版ダウンロード
法泉寺 佐 々 木 一 明

◎広報部 ◇
仏様のおはなし新シリーズ 第88集 「死にとうない」

皆さまは、幕末の博多で活躍された臨済宗の名僧仙厓禅師をご存知のことと思います。この方は日本最古の禅寺であります聖福寺住職として招かれ、禅僧らしい様々なエピソードを残しておられます。
また仙厓禅師は書画と狂歌をよくされ、沢山の素晴らしい作品を残しておられますが、作品を頼みに来られる人の多い有様をこのような狂歌にうたっておられます。
「うらめしや わが庵は雪隠か 来る人ごとに 紙をおいてゆく」
禅の世界では、高僧・名僧が臨終を迎える際に、弟子達に遺偈という最後の教えの言葉を残してゆく習わしがありました。仙厓禅師は八十七歳で臨終を迎えられますが、いよいよ最後の時、弟子達は禅師の身体をきれいに拭い、新しい白衣に着替えさせて、「お師匠様、最後のお言葉をお願いします」と申し上げたところ、「死にとうない」と口にされました。弟子達が何かの間違いだろうと訊き直しますと、先程よりも少し大きな声で「死にとうない」と言われ、「ほんまに、ほんまに」と続けられたそうです。
この臨終のエピソードを知った時、ご自身の死に臨んでの最後の冗談なのか、本心なのか、ある浄土真宗の先達のお言葉を教えて頂くまで、私には仙厓禅師のお心が分かりませんでした。
その先達のお言葉とは「この世に未練はある。死ぬことに不安もある。だがいのちの行き先に迷いはない」というものでした。仙厓禅師も同じお心だったのでしょう。
現代は、小中学生の三割近くが「死んだ人は生き返る」と答え、多くの大人が「死んだらお終いだ」と思っていますように、いのちが曖昧とし、この私のいのちの行き先という、最も大切なことが等閑にされています。
このような時代だからこそ、必ずいつかは迎える私の臨終の際に「死にとうない」と口には出しても、いのちの行き先に迷いを持たせない浄土往生のみ教えが有難く、一人でも多くの方々とこのみ教えを共有してゆきたいと願うことであります。

法泉寺 佐 々 木 一 明

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