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浄土真宗本願寺派 福岡組 情報配信所

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2019/10/04

新mp3法話 第95集 正法寺 志摩田 真生「浄土をいただいて生きる」

mp3法話の第95集をお届けいたします。
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
タイトルをクリック下さるとダウンロードが始まります。
また、下段「PDF版ダウンロード」をクリックすると、A4版でカード風に印刷してお使いいただけるようなPDFファイルがダウンロードできます。

本記事最後、右下の「続きを読む >>」をクリックいただきますと音声と同じ法話が文字でご覧いただけます。

仏様のおはなし新シリーズ 第95集 「浄土をいただいて生きる」 音声版ダウンロード
第95集 「浄土をいただいて生きる」 PDF版ダウンロード
正法寺 志 摩 田 真 生

◎広報部
仏様のおはなし新シリーズ 第95集 「浄土をいただいて生きる」

教えとは、何でしょう?浄土真宗の教えを聞かせていただくと、私は、どうなるのでしょうか?
 浄土真宗は、「浄土をいただいて生きる」「浄土に照らされながら生きていく」、そういう教えです。この「教え」によって私の姿や社会の姿を知らされていきます。また、その知らされた姿からどう歩んでいくかを指し示しているのも「教え」です。それが私の「生き方」につながっていくものです。少しだけ、自分の姿を振り返って考えてみます。
 私は、少年剣道の指導のお手伝いをしています。小学1年生から始めた剣道。育てていただいた道場では、これまでにお二人の師範との別れがありました。どちらの先生も、偶然にも浄土真宗のご門徒でありました。
 いずれお浄土で師範とお会いさせていただく今を生きています。お会いしてお念仏の話をするのかと言うと、正直想像がつきません。きっと剣道の話にしかならないでしょう。でもそのときに、「よう頑張ってくれたね」そう言ってもらえるように、毎日の少年剣道の指導に向き合おうと思っています。常に師範が私の姿を照らしてくださいます。
 同じように、親鸞聖人ともお浄土でお会いできる、いや、こちらは、お会いしなければならない、とも言えます。
 これはちょっと複雑です。お会いしたいけれど、果たして、今のままの私で、親鸞聖人に顔向けできるでしょうか。あちらは、こちらを、お見通しです。
 私の言葉。私の実際。そのズレ、ゴマカシ。到底、「お念仏一つに生きてきました」「自分の姿を問い続けてきました」などとは言えない姿であります。
 そういただくと、「このままの私や社会でいいのだろうか」と動かされます。いつかお浄土で親鸞聖人にお会いして、笑顔でご報告できるように。そう言える今を、日々を歩んでいこうといただく姿です。
 浄土をいただいて生きていこうとする今の私の、ジレンマであり、喜びであります。

正法寺 志 摩 田 真 生

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