浄土真宗本願寺派 福岡組 情報配信所
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新mp3法話 第105集 妙徳寺 筑紫文顕 「コロナ禍で思うこと」
mp3法話の第105集をお届けいたします。
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
タイトルをクリック下さるとダウンロードが始まります。
また、下段「PDF版ダウンロード」をクリックすると、A4版でカード風に印刷してお使いいただけるようなPDFファイルがダウンロードできます。
本記事最後、右下の「続きを読む >>」をクリックいただきますと音声と同じ法話が文字でご覧いただけます。
仏様のおはなし新シリーズ 第105集 「コロナ禍で思うこと」 音声版ダウンロード
第105集 「コロナ禍で思うこと」 PDF版ダウンロード
妙徳寺 筑 紫 文 顕
◎広報部
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
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第105集 「コロナ禍で思うこと」 PDF版ダウンロード
妙徳寺 筑 紫 文 顕
◎広報部
仏様のおはなし新シリーズ 第105集 「コロナ禍で思うこと」
今年はコロナ禍の中で、「東日本大震災」から9年目を迎えました。
東日本を襲った大地震は、人間のいのちの尊さと、はかなさを教えると共に止めどもなく欲望を拡大する現代社会を省みる出来事でした。
それは被災者の方々だけの問題ではなく、私たち一人一人が真剣に考えなければならない問題です。この大地震では大地が揺れ動き大切な家屋や家族が一瞬にして崩壊してしまったのです。
当てにしていたものが、頼りにならなかったのです。
その様な娑婆世界を私たちは生きていると知らされました。
震災時、私はテレビを見ておりましたら、ちょうど被災された方々が地元のある体育館に逃れられ、暖をとってらっしゃる光景が画面に映しだされました。
しばらくすると地元の中学生たちが被災者の人々を励まそうと体育館のステージに大きな横断幕を張る姿が目に入りました。その横断幕には「今いのちあることを喜ぼう」と書いてありました。また反対側にも横断幕が張られました。それには「ともに繋がりあって生きていこう」と書いてあったことを今でも覚えています。
親鸞聖人は今からおよそ七百五十年前あいつぐ争乱や災害、それに伴う大飢饉など混迷の時代に真実の教えを求められました。多くの人々の悲しみ、苦しみ、憎しみに向き合われ阿弥陀如来のお救いを明らかにされ、そのお救いの確かさに安心して
いくそのお姿が、また周囲の人々に生きる喜びをもたらしました。
親鸞聖人はご和讃のなかで
「生死の苦海ほとりなし
ひさしくしずめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ
のせてかならずわたしける」
とお示しになられ、阿弥陀如来の必ず救うとの誓いが成就せられたお念仏をいただき、このみ教えに遇えたことの喜びを伝えて下さいました。
大震災やコロナ禍の中で、「諸行無常・生かされているいのち」と知らされるとき、人として生まれた喜びと悲しみを深く受け止め、共にお念仏申しお浄土への人生を歩まさせていただきましょう。
今年はコロナ禍の中で、「東日本大震災」から9年目を迎えました。
東日本を襲った大地震は、人間のいのちの尊さと、はかなさを教えると共に止めどもなく欲望を拡大する現代社会を省みる出来事でした。
それは被災者の方々だけの問題ではなく、私たち一人一人が真剣に考えなければならない問題です。この大地震では大地が揺れ動き大切な家屋や家族が一瞬にして崩壊してしまったのです。
当てにしていたものが、頼りにならなかったのです。
その様な娑婆世界を私たちは生きていると知らされました。
震災時、私はテレビを見ておりましたら、ちょうど被災された方々が地元のある体育館に逃れられ、暖をとってらっしゃる光景が画面に映しだされました。
しばらくすると地元の中学生たちが被災者の人々を励まそうと体育館のステージに大きな横断幕を張る姿が目に入りました。その横断幕には「今いのちあることを喜ぼう」と書いてありました。また反対側にも横断幕が張られました。それには「ともに繋がりあって生きていこう」と書いてあったことを今でも覚えています。
親鸞聖人は今からおよそ七百五十年前あいつぐ争乱や災害、それに伴う大飢饉など混迷の時代に真実の教えを求められました。多くの人々の悲しみ、苦しみ、憎しみに向き合われ阿弥陀如来のお救いを明らかにされ、そのお救いの確かさに安心して
いくそのお姿が、また周囲の人々に生きる喜びをもたらしました。
親鸞聖人はご和讃のなかで
「生死の苦海ほとりなし
ひさしくしずめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ
のせてかならずわたしける」
とお示しになられ、阿弥陀如来の必ず救うとの誓いが成就せられたお念仏をいただき、このみ教えに遇えたことの喜びを伝えて下さいました。
大震災やコロナ禍の中で、「諸行無常・生かされているいのち」と知らされるとき、人として生まれた喜びと悲しみを深く受け止め、共にお念仏申しお浄土への人生を歩まさせていただきましょう。
妙徳寺 筑 紫 文 顕
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