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浄土真宗本願寺派 福岡組 情報配信所

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2023/04/25

新mp3法話 第134集 妙徳寺 筑紫文顕「学仏大悲心」

mp3法話の第134集をお届けいたします。
MP3形式で3MB程度(3分前後)の大きさです。
タイトルをクリック下さるとダウンロードが始まります。
また、下段「PDF版ダウンロード」をクリックすると、A4版でカード風に印刷してお使いいただけるようなPDFファイルがダウンロードできます。

本記事最後、右下の「続きを読む >>」をクリックいただきますと音声と同じ法話が文字でご覧いただけます。

仏様のおはなし新シリーズ 第134集 「学仏大悲心」 音声版ダウンロード
第134集「学仏大悲心」 PDF版
妙徳寺 筑 紫 文 顕

◎広報部
仏様のおはなし新シリーズ 第134集 「学仏大悲心」

以前 私の友人が宗教の教員免許を取得するために教育実習に行った時のことを話してくれました。ある日のこと、生徒さんから「仏教を学んで何の役に立つのですか」と質問を受けたそうです。受験科目をもっと勉強したいのにと思っている生徒さんたちは多いことでしょう。その生徒さんに対してこのような話をしたそうです。「一緒にいるのはお友達?」「はい」「いつも仲いいの?」「まあ…仲いいですね」「役に立つから仲がいいのかな」「いや…」「役に立つか立たないかで物ごとを判断していくのはどこか判断する物差しが歪んでいるんじゃないかな。仏教はそんな自分が持っている物差しを疑い仏様の物差しを学ばさせてもらうんだよ」そんな会話だったそうです。
親鸞聖人が尊敬された七人の高僧の中に善導大師というお方がおられます。その善導大師が遺されたお言葉に「学仏大悲心」というものがあります。「仏教を学ぶということは大慈大悲である仏様のお心を学ぶことである」という意味です。「慈」とは人の幸せを一緒になって喜んでいくことのできる心のはたらき、「悲」とは人の痛みに気付きその痛みに共感していく心のはたらきです。阿弥陀仏とは、このような大慈大悲の心を持って全てのものを包み浄土へ導きたまう如来です。ひるがえって私たちが持っている我欲がつくり出す浅ましい心の世界は、よりどころを持たない私たちを迷いの世界におし進めていきます。おおよそ如来のお心とは真反対の在り方をしています。自分に都合が良いか否か、役に立つかどうか利益になるならない等、互いに憎しみ合い恨みあって明け暮れているのです。こうした中で仏様のお心を学ぶことによって仏の大悲心に呼び覚まされ自分だけの幸せを求めている自分に気づかせていただくのです。
妙徳寺 筑 紫 文 顕

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